Y.K

学生時代からC言語やDirectXを使ったゲームプログラミングの製作を行うなど、自分が思った通りにモノを動かせるプログラミングに熱中。入社後は自動車のトランスミッションECU開発に15年携わったのち、車載システムの標準化プラットフォームにおけるソフトウェア開発に従事するなど、一貫してエンジニアとしてキャリアを積み重ねてきました。現在はBNSの中でも高度かつ専門的な知見を持つ「エキスパートエンジニア」として、システム開発を技術面でリードする立場に。品質の向上や課題解決をはじめ、後進育成・技術力アップを目的にした研修の開催など、様々な業務を担っています。

なかでも転機となったのは、約15年間一貫して携わっていたトランスミッションECU開発から、新たな領域へと踏み出したこと。当時はお客様からの信頼も得て、新しい技術分野の開発を任されていましたが、他の開発分野にも携わりたいという向上心から、現在所属する第3制御技術部への転属を希望しました。案件ごとに様々なお客様とやりとりを重ねる必要がある上、求められる技術や知識も違います。業務の進め方ひとつとっても新しいことの連続ですが、そうした状況を楽しんで開発業務を進めています。

エンジニアの世界は、変化の連続。今でも小さなマイコンの中にOSが搭載されたり、モデルベース開発が採用されたりと、新しい技術が次々と登場し、開発スピードも年々早くなっています。年次を重ねていても新しいことに挑戦し続けなければならない状況で、なおかつ車載ソフトの根幹である安全性につながる品質を担保していくのは非常にむずかしく大変ですが、それでもBNSのメンバーやお客様と一緒になってやり遂げたときの達成感は、どれだけキャリア重ねていてもひとしおです。エンジニアはどこまでいっても生涯勉強。常に新しいことに挑戦する気持ちを忘れずに、これからも技術を磨いていきたいです。